ミラージュホビー 1/72 MR728054
独・IV号戦車D型・西部戦線1940
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IIV号戦車D型はIV号戦車シリーズ初の本格量産型であり、1939年10月〜1941年5月にかけて229両が生産された。
B、C型は一応そこそこ量産されたもののまだ増加試作型的性格が強く、このD型からIV号戦車はようやく実用的な戦車として生産されるようになったといえる。
それを表すかのようにD型生産開始直前の1939年9月27日に、IV号戦車に特殊車両番号「Sd.Kfz.161」が与えられた。
D型は、C型からかなりの設計変更が行われている。まず車体であるが、戦闘室前面装甲板が再びA型と同じ段付きタイプに変更されており、無線手席前方の車体機関銃が復活している。ただし前面装甲厚が30mmに増加したことに伴い、車体機関銃の銃架は「30型球形銃架」と呼ばれる四角形の外枠をした新型に変わっている。また操縦手席と無線手席との間の屈曲部には、操縦手が使うガンポートが復活している。
また左右の視察口の装甲カバーも、より防御力の高いものに交換されている。なお、D型では側面装甲厚も20mmに強化されている。。


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