IV号突撃戦車ブルムベア(Sd.Kfz.166)は、第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した歩兵支援用の自走砲です。IV号戦車の車体をベースにしており、特に市街戦での火力支援を目的として設計されました。ブルムベアという名称はドイツ軍が公式に命名したものではなく、連合軍情報部によって付けられたものです。
中期型(Ausf.H)は、1943年12月から1944年6月にかけて生産された改良型で、IV号戦車H型の車体を使用しています。主な変更点として、操縦手用の視察バイザーが廃止され、ペリスコープが装備されました。また、主砲には15cm
StuH 43/1 L/12が搭載され、強力な火力を発揮しました。
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