ユニモデル 1/72 UU72540
独・IV号戦車B型
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 IV号戦車B型は、A型に続いて1938年4〜9月にかけて42両が生産された型式である。B型は各部がA型から変更されており、設計の洗練が進んでいる。
まず車体であるがA型で曲面板となっていた車体前面装甲板は、角度を変えた2枚の平面板の組み合わせに変更された。車体上部構造についても左右袖部の幅が狭くなった。操縦室前面装甲板は、B型では1枚の直線板に変更され厚みも30mmに増厚されている。なお、これに伴ってボールマウント式の車体機関銃は廃止されてしまい、代わりに無線手用にガンポートと視察口が設けられた。
砲塔は若干前後長が変わり、前面左右下端の切り欠きの形が変更された。また主砲の下側には、車体右側に取り付けられているアンテナに砲身が接触して雑音が入るのを防ぐため、木製のアンテナ除けが取り付けられるようになった。砲塔上の車長用キューポラは、装甲厚が増して視察口に装甲カバーの付いたものへと変更された。