ユニモデル 1/72 UU72293
独・III号戦車G型
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III号戦車G型は、当初から5cm砲の搭載を前提として生産された最初の型式である。
G型の生産は1940年4月に開始され、1941年2月までに600両が生産された。
III号戦車G型の主砲以外の改良点としては、車長用キューポラが視察スリットが個々に開閉可能な新型となったことや、車体後面の装甲厚が他と同じく30mmになったこと、操縦手用ヴァイザーが装甲ブロックが回転して視察口を塞ぐ、より防御力の高い新型になったことなどがある。
またG型の生産中にドイツ軍が北アフリカに派遣されることになったため、灼熱のアフリカの砂漠で使用するための「Tp」(Tropisch:熱帯)型が開発され、アフリカに送られる車両はこのTp型として生産された。
Tp型ではエンジンの冷却効率を上げると共に、砂塵の侵入を防ぐために冷却ファンの強化、オイルクーラーの大型化、機関室上部のハッチに冷却口を設け装甲カバーが取り付けられる、エアフィルターの能力強化などの改良が施されている。
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