スペシャルホビー 1/72 SH72523
仏・ダッソー・シュベルミステールSMB-2戦闘機
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 シュペルミステールは、フランスのダッソー・ブレゲー社が開発した戦闘機である。ミステールIV Bを元に開発された機体で、ヨーロッパ初の実用超音速戦闘機であった。ミステールの名前が付いているが全くの別機であり、後退角45度の後退翼を持つなど、アメリカのF-100 スーパーセイバーとよく似た外観を持っていた。試作機シュペルミステール B.1は1955年3月2日に初飛行し、翌日には水平飛行で音速を突破した。1957年から量産型シュペルミステール B.2がフランス空軍に就役を開始したが、その直前により高性能のミラージュIIIが登場したため、生産機数は180機に留まった。フランス空軍では1977年まで現役であった。
フランス以外ではイスラエルに輸出され、「サール」と呼称され中東戦争において空中戦や地上攻撃に活躍した。第三次中東戦争の後、1969年から1973年にかけて計26機のシュペルミステールB.2のエンジンをA-4スカイホークと同じJ52へ換装する改修が行われた。これらの改修機は同軍で運用されているA-4スカイホークと同様に、エンジン排気口を後方に延長する改修を受けているため外見からも識別可能である。イスラエル空軍のシュペルミステールB.2は1975年に退役し、1976年に12機、1979年に追加で4機がイスラエルからホンジュラスに売却された。

キットはレジンパーツが含まれます。また、オリジナル状態とイスラエルによるエンジン換装型を選択できます。デカールはフランス軍2種とホンジュラス軍(エンジン換装型)1種です。