ローデン 1/48 RE48414
英・デハビランドDH4ディトンホワイト社製単発複葉爆撃機・WW1
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アメリカが第一次世界大戦に参加したとき軍備はほとんどありません
でした。早急に配備するため多くの軍備を英仏などから買い入れま
した。その中でD.H.4は高い評価を受けアメリカでも生産することに
なりました。その中でエンジン不足でイギリスでも各種エンジンを
搭載したタイプが生産されていましたが、アメリカでは独自に
自国製のリバティーエンジンを搭載して生産することとなりました。
しかし、実戦に投入した時にはイギリスは発展型のD.H.9を投入し
ており、D.H.4は前後席の間の燃料タンクに被弾すると燃え上が
る欠点がよりクローズアップされ乗員からは「燃える棺」として
敬遠されました。そのため燃料システムを変更したD.H.4Bが
生産されましたが戦闘には使われず創設された海軍航空隊に
配備されました。戦後、民間にも払い下げられ空中サーカスや
郵便輸送などに活躍しました。



パーツ全体です。



新たに作られたエンジンカウルです。多くのスリットが目を引きます。
V12エンジンを搭載するためのふくらみなども分かります。



中に納まるV12気筒リバティーエンジンはシリンダーヘッド部
のみの再現ですがほとんど見えなくなるので十分でしょう。
また、排気管形状も分かります。



シャッター付きのラジエーター部とスリット付けられた機首下面です。



プロペラは二枚ブレードです。



後席床板です。後席にも操縦桿が付けられ練習機としても
使われたようです。また燃料タンクも分かります。



機銃と翼間支柱です。機首上面には30口径機銃が2丁
後部の旋回機銃にはルイス機銃が搭載されます。