ミラージュホビー 1/48 MR481006
ルーマニア・PZL/IAR P-24E戦闘機
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 ルーマニア空軍はすでに1932年時点で50機のP.11bをポーランドから納品されており、後に国内(IAR)にてライセンス生産されていたP.11fを運用し、後発であったP.24も実機6機と生産ライセンスを購入した。このライセンスのもと、1937年から1939年の間に44機のIAR P.24Eを国内にて生産している。また、ドイツ軍とソ連軍によるポーランド侵攻でポーランド全土が制圧される際に、陸軍と空軍が共に残存兵力をルーマニアとハンガリーに国外脱出させており、その際にルーマニアへ移動したP.11cの中の数機はP.24に改修されたとされている。ルーマニアにおいての航空技術発展にも大きく寄与し、ルーマニア独自の低翼戦闘機のIAR-80にはP.24Eのテールをはじめ数多くの部品が流用された。ちなみに、第二次世界大戦前と枢軸国として参戦していた戦時中とでは国籍マークが異なる。