ミラージュホビー 1/35 MR351006
露・T-50戦車増加装甲型・フィンランド軍可
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T-50は第二次大戦中にソビエト連邦で限定生産された歩兵支援用戦車である。
T-34の開発が進んでいたにもかかわらず、ソ連軍はT-26軽戦車に代わる歩兵支援用として、45mm砲と中程度の装甲防御力を備えた14t級戦車の開発をキーロフスキー、および第174工場に命じた。
1940年、キーロフスキー工場で試作戦車オブィエークト125が完成。重量は17tでトーションバーサスペンションを備え、270馬力のV-3ディーゼルエンジンを用いて時速35km/hで走行できた。武装はT-26同様に45mm戦車砲と7.62mmDT機銃を装備。傾斜した装甲で構成された車体形状は、T-34の1940年型を小型にしたようなシルエットであった。
オブィエークト126はT-50として正式採用された。
しかし生産地であるレニングラードにフィンランド軍とドイツ軍が迫り、工場の疎開が行われ、疎開先で既に第174工場で製作されていた69輌)分の部品が組み立てられたが、それ以上の新規生産は行われなかった。 |
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