ミラージュ 1/48 MR481404
ブルガリア・PZL43Aチャイカ軽爆撃機1941-44
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PZL.43はポーランド軍のPZL.23の輸出型です。PZL.23のエンジンは英国のジュピターエンジンでしたが、ジュピターエンジンは海外への輸出はライセンスの関係で出来ず、輸出型には別のエンジンを搭載する必要が有りました。そこでフランスのグロームローヌエンジンを搭載した輸出型が開発されました。エンジン換装の結果、重心位置の変化に対応するため機体下面のゴンドラが延長されました。PZL.43はまずブルガリアに輸出されましたが、その後ポーランドがドイツの侵攻を受けそれ以降の輸出はありませんでした。
ブルガリアからは42機の発注があり1939年9月までに36機が納入されました。更に1940年にドイツからポーランドで捕獲された初期のPZL.43が12機納入され、更にPZL.43Aが2機納入されたため、ブルガリアはPZL.43/PZL.43Aを合計50機を保有しました。大戦中は訓練とパルチザン掃討などに運用されました。