ミラージュ 1/35 MR355027
仏・ルノーUE 2装甲牽引車+カーゴトレーラー
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1935年、さらなる軍の近代化・機械化が進められることとなり、その一環として、ルノーUEの後継車輌開発が決定した。これに応えたのはルノー、ロレーヌ、オチキス、フーガ、ベルリエの5社であった。ルノー社案のUE2は、既存のUEに小改良を施しただけのものだった。最大の違いは、UEで減速機付き・前進3速だったギアボックスを減速機無し・前進4速のものに変更したことで、これと合わせ、車体前部の牽引具も豚の尾形フックからピントル式に変更されていた。UEの後期型からの特徴、延長されたフェンダーや管制型前照灯も引き継がれた。他社の競作に比べ完成は早く、しかも生産ラインの変更が必要ないためにそのまま量産が可能というルノーの主張が容れられ、UE2は「歩兵補給用小型装甲装軌車、ルノー製1937年型」として採用された。 |
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