ミラージュ 1/35 MR355011
ビッカース6t軽戦車F/45型・フィンランド軍
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 1933年、フィンランドはヴィッカース 6トン戦車 Mk.E後期型 単砲塔型 32輌を発注した。32輌はMk. F規格の車体を持つ後期型で、砲塔は後部にバスルがあった。冬戦争を生きのびた車両は、ソ連から鹵獲した、修理不可能なT-26から取り外した、46口径45 mm戦車砲と同軸機銃と照準器を防盾ごと、砲塔前面に据え付ける改修を施され、T-26Eと名付けられた。これにより、武装の強化と、主力であるT-26との弾薬の統一による供給の合理化が、達成された。T-26Eは、砲塔が車体左寄りである通常のT-26と異なり、Mk. F規格の車体なので、砲塔が車体右寄りである。これらは、鹵獲品のソ連製T-26とともに、継続戦争で使われた。