ICM 1/35 IC35701
独・7.62cmPak36(r)対戦車砲
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独ソ戦初期に大量に捕獲したロシアの野砲76.2mmF22を当時不足していた
対戦車砲として使用しました。ドイツでは対戦車砲に使用するに当たり
大幅な改造を施しました。マズルブレーキの装着や砲手一人で操作
出来るようにハンドルの位置の変更、薬室をPAK40の装薬を使えるように
拡大、防楯を低めるなどを施し7.5cmPak40が行き渡るまでの期間を
また、行き渡ってからもロシアの重装甲戦車に対する
有効な手段として終戦まで使用されました。



パーツ全体です。ランナー1枚にまとまっています。



車両牽引用の空気タイヤ装備です。



全面にリベットが入っている脚部です。スライドなどを使わずに
リベットを再現するため斜めに分割など考えらえています。



ドイツ型の特徴のマズルブレーキは上下分割です。



砲身は一般的な左右分割です。砲口部は薄く成型されているので
マズルブレーキ無し状態も再現できそうです。



防楯の前面に付けられる増加装甲です。何故か小ハッチが付いて
いますが、元々の防楯上端部を切り取り低くした残りを流用している
ためで、リサイクルの上手いドイツ人らしい使い方です。



尾栓部です。垂直鎖栓式が分かります。



砲弾と砲弾ケースです。Pak40と同じ薬莢を使える様に改造されている
ため同じ砲弾ケースです。