コンブリック 1/700 CS70278
英巡洋戦艦ライオン・1912・WW1
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 全長213m・排水量26250トン・蒸気タービン4軸・最大速力27.5ノット・34.3cm連装砲塔4基・10.2cm単装砲16基・53.3cm水中魚雷発射管2基

1909年11月25日起工。1910年8月6日進水。1912年6月4日就役。

第一次世界大戦でライオンは1914年8月28日のヘルゴラント・バイト海戦、1915年1月24日のドッガー・バンク海戦、1916年5月31日のユトランド沖海戦に参加した。

デヴィッド・ビーティー提督の旗艦として参加したドッガー・バンク海戦では、ライオンはドイツ巡洋戦艦ザイドリッツに命中弾を与えた。だが、ライオンも巡洋戦艦デアフリンガーからの攻撃で被弾し、落伍した。

ユトランド沖海戦ではドイツ巡洋戦艦リュッツオウの12インチ砲弾がライオンのQ砲塔に命中した。だが、砲塔の指揮官フランシス・ハーヴェイが弾薬庫の扉を閉めることと弾薬庫への注水を命じたため、誘爆は避けられた。

修理後は1917年の第二次ヘルゴラント・バイト海戦に参加した以外、北海に係留されたまま終戦を迎え、1922年に退役。記念艦として保存を訴える声も上がったものの、ワシントン海軍軍縮条約の規定により1924年に売却され、解体された。