コンブリック 1/700 CS70051
英・機帆走砲塔艦キャプテン・1870
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全長97.5m・排水量7767トン・レプシロ機関2機・速力14.2ノット・12インチ(305mm)連装砲塔2基・7インチ(178mm)砲2門
キャプテンは航洋性を持つ砲塔艦としてコールズ艦長とレナード社によって建造された。コールズ艦長はクリミア戦の経験から砲塔の優位性を説くが海軍当局は否定的だった。しかし、南北戦争のモニターの活躍で砲塔の優位性が認められたためコールズ案の砲塔艦が建造された。海軍当局は別に砲塔艦「モナーク」を建造した。「キャプテン」砲塔を砲甲板に搭載し帆走索具を比較的大きなフライングデッキに装備していたため砲撃時にも帆走策具を収納する必要は無かった。対して「モナーク」は通常船体上甲板に砲塔を乗せる形態を取ったため砲撃時は帆走策具を収納するのに1時間以上かかった。両艦とも装甲は最大203mm(8インチ)砲塔は最大254mm(10インチ)だった。1870年両艦とも海峡艦隊に配属された。1870年9月6日、主力11隻を有する艦隊はビスケー湾で演習中嵐に見舞われ翌朝「キャプテン」は辛うじて脱出した17名を除いて転覆沈没した。コールズも艦と運命を共にした。
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