アートモデル 1/72 AU7216
露・ミグMiG-27M/Dフロッガー戦闘爆撃機
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MiG-27は、ソ連のミグ設計局の開発した戦闘爆撃機である。MiG-23前線戦闘機のソ連国内向け戦闘爆撃機型として製作された。1960年代、ソ連では1950年代より開発してきた大型のSu-7BKL戦闘爆撃機が空軍の対地攻撃力の中核となっていた。1960年代末には新たな戦闘爆撃機に対する要求が各設計局に出された。MiG-15以降、小型の前線戦闘機の開発が領分となっていたミグ設計局では、以後の可能性を拡げるため、軍の要求に対し当時開発中であったMiG-23S前線戦闘機を改設計し、戦闘爆撃機を開発することとした。MiG-23Sの戦闘爆撃機化は、まずエンジンをカチャツロフ設計局のR-29-300からより出力の大きなR-29B-300に換装することから始められた。この機体は'MiG-23Bと呼ばれ、機首のレーダーを撤去し代りにソコル23S照準システムやフォーンレーザー測距儀などの対地攻撃用の新システムを装備した。MiG-27Mまたは32-27と呼ばれた機体は、MiG-27Kが高価過ぎたことから開発された簡略型であった。初飛行は1976年に行われ、ウラーン・ウデー航空機工場で1978年から1983年の間に162機が生産された。また、合計304機の32-25も1983年から1987年の間に32-27規格に改修され、MiG-27Dと称された。 |
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