アートモデル 1/72 AU7215
露・スホーイSu-25フロッグフット地上攻撃機
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Su-25は、ソビエト連邦のスホーイ設計局開発の攻撃機である。1968年初頭、ソビエト国防省はソ連地上軍に近接航空支援を行う、ソ連でシュトゥルモヴィークと呼ばれる、特殊な攻撃機の開発を決定した。地上支援機を作るという考えは、地上攻撃における経験を分析した結果であり、Su-25以前のSu-7、Su-17、MiG-21、MiG-23は要件を満たしていなかった。1969年にコンペ開始、スホーイ設計局とヤコヴレフ設計局、イリューシン設計局による開発競争の結果、スホーイ設計局の機体が採用された。
近接支援用の亜音速機のため、主翼は直線翼に近く、前縁の後退角は19度、後縁の後退角はつけられていないなど、同様の用途に開発されたアメリカのA-10に類似した設計コンセプトだが、主翼配置は肩翼でエンジンも主翼付け根にあり、全体のデザインはA-10よりは競争試作機であったYA-9と近似している。固定兵装はGSh-30-2 30mm 2砲身機関砲1門、装弾数250発。最大4,400kgまで爆弾やロケット弾などを搭載できる。エンジンは推力44.18kNのツマンスキー R-95Sh ターボジェットエンジンで、ジェット燃料のほか、ガソリンや軽油、アルコールなども燃料として利用できる。また、操縦席をチタン合金で補強、徹底的な防御手段を講じている。
1979年にソ連が軍事介入を開始したアフガニスタン侵攻においては1983年からSu-25が実戦投入され、結果、比較的小型な機体ながらも重装甲による高い生存性を証明した。 |
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