アートモデル 1/72 AU7213
露・スホーイSu-25UTG複座艦上練習機
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  Su-25UTGはSu-25の発展型の一つである。Su-25UTGの源流はクズネツォフの計画前にさかのぼる。ソ連では1973年に研究が開始されたカタパルト式空母の搭載機として、Su-25の艦上攻撃機型であるSu-25Kの研究が行われていた。しかし、カタパルト空母の建造は見送られ、スキージャンプ式となったことによりSu-25Kは開発中止となった。しかし、Su-25Kの研究開発の際に発着訓練機として検討されていたSu-25UBK設計案の簡易型として実用化されたのがSu-25UTGである。
機体は着艦の衝撃に耐えるために構造が強化されているほか、海水による腐食対策のため胴体の中央部に燃料タンクの装甲ハッチなどの一部がアルミニウム合金となり、練習機として不要な燃料タンクの防弾ゴム皮膜処理も省かれている。また、フラップは大きく可動するようになっている。尾部には空母運用に必要なアレスティング・フックが装備された。Su-25UTGでは武装関連の機材は装備されていない。そのためパイロンは増槽を装備するためのもの4つのみである。アビオニクス面では武装関係の機材のほか地上部隊との通信用のR-828無線機が外され、着艦誘導用のA380レジスターBが装備されている。