ACE 1/72 UA72210
露・BA-20ZhD鉄道警戒装甲車
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  BA-20は、ソ連版A型フォードであるGAZーA乗用車ベースのFAI軽装甲車の後継として1934年から開発に着手、車台はGAZーAから派生したGAZーM1を用いたので外見上はFIA装甲車と大差ないが、車体の装甲は10mm厚に変更されエンジンを強化して走行性能を上げている。また、ソ連軍装甲車として初めて無線機を標準装備し、1936年より生産を始め、38年には無線手を追加して乗員3名としたBAー20Mが登場。独ソ戦開戦後の1942年6月をもって計2114輌で生産終了した。また鉄道軌道装甲車型であるBA-20zhdとBA-20Mzhdが開発され、前者は1938年から翌年までに61輌が、後者は1939年から1941年までに76輌が生産された。
さらに独ソ戦の初期にはドイツ国防軍にも鹵獲され、Panzerspärwagen BA 202(r)の形式名を与えられて二線級部隊で運用された。