スノーマンモデル 1/2000 SPR2014
米・CB-1巡洋戦艦アラスカ1945
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アラスカ級大型巡洋艦は、アメリカ海軍の大型巡洋艦。主砲口径や排水量から、文献によってはしばしば巡洋戦艦に分類される。
ドイツ海軍のポケット戦艦は、アメリカ海軍はシーレーンの防衛に脅威となると捉えていた。また日本海軍が基準排水量15,000t、12インチ砲6門を搭載して30ノット以上を発揮する豆戦艦「秩父型大型巡洋艦」を秘かに建造しているという誤情報を掴んだ。日本海軍は、ポケット戦艦建造の報道を否定したが実際に建造された場合、重大な脅威になるのは明白だった。
1938年、ドイツの装甲艦や日本の大型巡洋艦を火力・防御・速度で上回り、通商保護が行える長大な航続力を持った艦を検討し始めた。
1941年7月になって正式案が確定し、最終的に排水量27,500トン、12インチ砲9門、33ノットの速力を持ち、限定的な12インチ弾の防御とした艦としてまとめられた。アラスカ級は両洋艦隊法にて6隻が計画され建造が承認されたが、最終的に1944年に「アラスカ」「グアム」が竣工した。本級は2隻が竣工したものの、機関出力不足や旋回性能不足、艦橋部の配置不具合、戦闘指揮所の容量不足等の問題が多発し、更に砲の追従性能も悪かったことから艦隊側の評価は芳しくなかった。防御力も日本海軍重巡洋艦に対しては過剰であり、金剛型戦艦を含む日本戦艦に対しては不充分であった。また仮想敵としていた日本海軍の新型巡洋戦艦(超甲巡)が建造中止になったことも、アラスカ級の存在意義を揺るがした。第二次世界大戦後にはミサイル艦へ改装する案も出されたが見送られ、退役した。
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