スノーマンモデル 1/2000 SPR2013
米・クリーブランド級軽巡洋艦・2隻
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クリーブランド級軽巡洋艦は、アメリカ海軍の軽巡洋艦の艦級。ロンドン海軍軍縮条約失効に伴い、列強各国に課せられていた巡洋艦の保有制限は解除された。同時にワシントン海軍軍縮条約も失効したことから、各国は一斉に海軍軍備の拡張に乗り出しており、1938年5月には、アメリカでも第2次ヴィンソン海軍法と通称される一大海軍拡張計画が議会を通過した。同計画には10,000トン型軽巡洋艦が盛り込まれていたが、これによって建造されたのが本級である。まず1940年度計画で4隻の建造が決定され、その後さらに1941年度計画で32隻、1942年度計画で16隻の建造が追加されたことから、合計52隻という大量建造が計画されることとなった。その後、3隻は建造中止され、また13隻は発展型に、9隻は軽空母に設計変更されて建造されたことから、本級として完成したのは27隻であった。主砲としては、セント・ルイス級と同じくMk.16 47口径6インチ砲を3連装砲塔に配して搭載した。ただしセント・ルイス級では、前甲板3基・後甲板2基の計15門搭載であったのに対し、本級では前後甲板に2基ずつに削減された。その一方で、Mk.12 38口径5インチ両用砲は12門(連装6基; セント・ルイス級では連装4基)に増備され、また56口径40mm機銃など高角機銃も多数を搭載するなど、対空砲火力は大幅に強化された。