スノーマンモデル 1/2000 SPR2004
米・CL-144軽巡洋艦ウースター1949完成時
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 ウースター級軽巡洋艦は、アメリカ海軍の軽巡洋艦の艦級。本級はアトランタ級防空軽巡洋艦を大型化し、更に対空・対水上砲撃能力を持つ新型6インチ両用自動砲を主砲として搭載したクラスとして設計が行われた。巡洋艦としての船体と水上目標のみならず航空機に対しても対処可能な火力に、駆逐艦並みの速力と機動性の融合であり、彼女らは第二次世界大戦の戦訓の多くを具現化した、強力な対空・対水上戦闘用の巡洋艦として完成した。戦後に完成したウースター級は、自動装填型両用砲を主砲とした革新的な軽巡洋艦であったにもかかわらず、就役時点で既にコンセプトは陳腐化していた。
ウースターは1948年6月26日に就役した。1949年初頭、50口径3インチ両用砲Mk.33/34が搭載された。これに伴い、20mm機銃座は撤去された。1950年代の中頃に第6艦隊の下で4度の地中海配備を経験し、二度の北ヨーロッパ訪問を行った。この間に艦隊訓練演習に参加し、各地の親善訪問を行った。1956年1月に大西洋から太平洋艦隊に配属され、第7艦隊の下で二度の配備を行う。母港のロングビーチに帰還したときは、近海での作戦活動に従事した。1958年12月19日に退役し、同時に予備役艦として保管されることとなりサンフランシスコで係留された。1972年7月5日に売却された。