リッチモデル 1/35 RC35005
独・シュコダRSO東部戦線用装輪牽引車
価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。

東部戦線が長期化しロシア特有の泥濘期に入ると通常のトラックや
馬車などは機動力を失い補給に大きな支障が生じました。そこで軍は
1942年に泥濘などでも運用できる新型の牽引車の開発を指示しました。
要求は歩兵師団の速度程度の速力と泥濘などを確実に走破出来ること
戦略物資を使わず低コストで量産が効くことなどが挙げられました。
シュタイアー社は装軌式の車両を開発し大々的に量産されましたが
シュコダ社はポルシェ博士の設計による装輪式を開発しました。
大直径動輪により不整地を突破するアイディアもポルシェ博士に拠る
ものでしたがシュタイアー製が完成度が高くシュコダ社製は少数生産
に終わりました。



空冷ディーゼルを装備しているためエンジンには冷却フィンが多数あります。



エンジンの冷却フィンに冷却気を通すダクトです。



冷却気を取り込むフィンです。



フロントグリルです。スリットが抜けています。



エンジンの側面パネルです。こちらのスリットも抜けています。



フロントフェンダーを下から見ています。大直径ホイールをステアリング
させるために内側にクリアランスが設けているのが分かります。



乗員室ドアの内側です。



フロントバンパー部です。



ホイールの接地部です。前後で幅が異なっています。



ホイールハブ部です。三角形の補強リブが単純な板状でない事が分かります。



車輪のギアカバーです。左右それぞれに独立してプロペラシャフトが出ています



キャビンです。



エッチング、デカール、チェーン、ロープです。