リッチモデル 1/72 RC72004
日・特四式内火艇カツ(魚雷搭載型)
価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。

ボックスサイズ290 X 190 X 45mm

諸島における戦闘で日本軍は駆逐艦による鼠輸送や潜水艦でのもぐら輸送
を行いましたが無事に揚陸地点に到達しても陸揚げに時間がかかり
見す見す補給物資を破壊されることが多々ありました。そこで考えられた
のが自力で上陸できる運荷艇でした。潜水艦での輸送も考慮され
耐圧仕様とされ4トンの物資を運搬できる仕様でした。この積載能力
に目をつけ環礁に停泊する艦船を攻撃するための用途に改造された
ました。魚雷を搭載し潜水艦で輸送、環礁を乗り越え雷撃を行う構想
でしたが、騒音や走行能力の低さで作戦は見送られました。


1/72スケールでも全長が151mmにもなる大柄な車両です。
操舵室両脇には20mm機銃が搭載されています。操舵室は
水上航行時用で上陸後は後方に倒した状態になります。


実車は特二式内火艇の足回りを利用しています。サスペンションアーム
は別パーツなので地形に合わせた動きも演出できます。


スクリューや舵は上陸時は収納されるようになっています。


排気管は輸送タイプと異なり襲撃タイプでは魚雷レールが
取り付けられるため配置が変更されています。



魚雷用の二重反転スクリューのプラパーツです。
キットではプラパーツとエッチングパーツ選択式です。



魚雷のプラパーツで組まれたスクリュー部です。
エッチングパーツを選択するとブレード一枚一枚を接着するため
難易度が高い工作となります。


足回りなどのランナー裏表写真です。
履帯は組み立て式で転輪なども細かく分割されています。


車体関係のランナー裏表です。操舵室の舵輪や雷撃用照準機
などの小物も別パーツで再現されています。


一体成型されている車体部です。


エッチングパーツです。排気管カバーなどもパーツ化されています。


上は四色迷彩、下は単色塗装です。基本塗装は深緑色です。
排気管のレイアウトが魚雷レールの有る無しで異なるのが分かります。