NIKO 1/700 PN07112
独・水雷艇35型 T-8 1942年(アトランティックバウ)
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1935年に発注された水雷艇でロンドン海軍軍縮条約の駆逐艦適用を避けるため
600トンクラスで計画されましたが実際は800トンを越えていました。
武装は船体中央に装備された旋回式3連装533mm魚雷発射管で
艦尾に105mm単装砲、艦橋前に20mm砲2門だったため火力不足が
指摘され後の改良型では変更されています。

全長84m・排水量845トン・ボイラー4基タービン2基・速力35ノット
53cm3連装魚雷発射管2基・10.5cm単装砲1基・2cm対空砲2基・機雷30発
T-8は1940年に就役。1940年第5魚雷艇部隊に配備され北海で敷設艦
の護衛などに当たる。ノルウェー戦では船団攻撃に加わるが機雷源で
T-6が沈没し作戦は中止された。1941年から大規模修理で艦首が波浪性
の高いアトランティックバウに変更される。1941年6月ソ連侵攻を受けバルト海
に進出し作戦に従事。1942年訓練部隊に配備。1943年から44年にかけ修理。
1944年バルト海にてリュッツォの護衛などに従事。1945年5月英軍爆撃で沈没。