NIKO 1/700 PN07111
独・水雷艇35型 T-1 1939-1940年
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1935年に発注された水雷艇でロンドン海軍軍縮条約の駆逐艦適用を避けるため
600トンクラスで計画されましたが実際は800トンを越えていました。
武装は船体中央に装備された旋回式3連装533mm魚雷発射管で
艦尾に105mm単装砲、艦橋前に20mm砲2門だったため火力不足が
指摘され後の改良型では変更されています。

全長84m・排水量845トン・ボイラー4基タービン2基・速力35ノット
53cm3連装魚雷発射管2基・10.5cm単装砲1基・2cm対空砲2基・機雷30発
T-1は1939年に就役。1940年第一魚雷艇部隊に配備され英仏海峡で敷設艦
の護衛などに当たる。1941年予備役としてノルウェーに駐在、1942年に再就役
し訓練学校配備。1943年後半から1944年にかけて大規模修理。その後
ソ連軍に対する陸軍支援のプリンツオイゲンの護衛に従事。1945年1月
キール軍港にてイギリス空軍の爆撃を受け沈没。