レッドボックス 1/72 ORR72153
ビザンツ帝国カタフラクト重装甲騎兵セット1・6ポーズ12騎

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 初期の東ローマ帝国は、2世紀末にディオクレティアヌス帝が採用した後期ローマ帝国の軍事制度を継承した。歩兵は依然ローマ軍の主力ではあったものの、騎兵の重要性が拡大していた。例えば478年には、東方野戦軍は8000の騎兵と30000の歩兵から編成され、357年のユリアヌス帝はストラスブルグの会戦において10000の歩兵と3000の騎兵を率いていた。騎兵部隊は細分化され、ローマ軍の4分の1は騎兵部隊で構成されるようになった。騎兵の約半数は鎧・槍・剣を装備する重装騎兵からなる。軍馬の前方のみに装甲を施した騎兵をクリバナリと呼んだのに対して、軍馬全体に装甲を施した超重装騎兵ともいうべき重騎兵はカタフラクトと呼ばれた。見た目の印象から「甲冑に囲まれた」に由来する。馬だけでなく乗り手もより重装備で、例えばより露出度の少ない兜を付け、鎖帷子を金属板で補強するなどしていた。