IDAPテクノロジー 1/72 PD72193
露・装甲戦闘アエロソンTsKB-50
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TsKB-50はソ連で開発された偵察用装甲エアロソンである。積雪地での高速の移動はエアロソンが有効であり、使用実績も多く持つロシアが偵察用として武装と装甲を持ったエアロソンを開発するのは自然であった。1941年2月に製作された試作車によりテストが始まった。エンジンはM-130A航空機用エンジンで850馬力の出力で50〜60kmの速度で走行でき15度程度の傾斜も上れた。しかし、問題点もあり重量が5.7トンもあり橇としては非常に重かった。装甲も5〜7mmあったが十分とは言えなかった。更に価格がKV戦車並となると予想された。そのため2両を製作したのみでプロジェクトは終了した。