IDAPテクノロジー 1/72 PD72167-2
ロシア海軍接触機雷2
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機雷とは、水中に設置され、艦船が接近または接触したとき、自動または遠隔操作により爆発する兵器をいう。水雷兵装の開発研究に精力を傾けていたロシア帝国は、19世紀末に効率的な新しい水上機雷敷設方法を発明した。ロシア帝国海軍の海軍大尉であった V・A・ステパーノフは、1889年に、毎分 10 個のペースで機雷を敷設できる機構を考案した。その案では、機雷敷設艦船尾の低い位置に閉鎖された機雷甲板を設置し、その上方に機雷甲板の全長にわたって T 字形の誘導軌条を吊り下げることになっていた。機雷敷設時には船尾の窓が開き、この軌条が迫り出して機雷を放出する仕組みであった。艦は 10 kn の速度で航行しながら機雷を敷設できたが、航行しながらの機雷敷設を可能にするシステムは当時画期的な発明であった。このシステムは、機雷敷設艦「アムール」と「エニセイ」で初めて実用化された。「アムール」は、敷設した機雷によって日露戦争において日本の戦艦「初瀬」と「八島」を撃沈している。




 一般的な係維機雷の敷設。1-艦上から投下。2-着水、重しの部分が沈み始める。3-重しが設定された長さまで伸びる。4-機雷に結ばれた係維索が伸びつつ、アンカーが沈み始める。5-重し部分が海底に着地し、係維索は伸ばすのを止める。6-アンカーが着地し、機雷は設定された水深に位置する。

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