IDAPテクノロジー　1/72　PD72127 英・マークC中戦車 価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。  マーク C 中戦車とは第一次世界大戦中にイギリスで開発された戦車である。しかし量産化が遅く、実戦投入に間に合うことはなかった。この車輌は、マークI戦車や後の重戦車に一般的な菱形形状と、車体前方に装甲化された構造物や砲郭とを組み合わせており、5挺の機銃を球形銃架に装備している。この車輌は後部に隔離された機関区画を持つ。この区画は、6気筒リカード・エンジンを収納するに十分なほど大きかった。またこの部分は戦闘区画から容易にアクセスできた。より大型化された戦車のエンジンはおよそ13km/hの高速を発揮した。全長がより長くなっていることで、本車には優れた超壕能力が与えられた。ガソリンタンクは680リットルの燃料を携行し、行動範囲は230kmとなった。この設計において人間工学的な改善に強く配慮していた。車長は特別な回転式の展望塔と小型の地図盤も配備された。11箇所の覘視孔が設けられていた。乗員4名の個人装備用として特別な収納箱が装着された。伝声管が命令伝達を改善するために採用された。操縦手用に走行距離計が備えられていた。