IDAPテクノロジー 1/72 PD72098
独・Kヴァーゲン超重戦車WW-I
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●実車の全長は13mなので1/72でも18cmあります。
Kヴァーゲン、またはグロースカンプヴァグンは、ドイツ帝国の超重戦車である。第一次世界大戦の終結時に2両の試作車がほぼ完成していた。
Kヴァーゲンの車体は6区画のモジュールから構成され、これにより分解して鉄路輸送が可能となった。操縦室、戦闘室、機関室、変速機室、そして2箇所のスポンソン(張り出した砲郭)である。車長は電気による発光信号で搭乗員に指令を与えた。火器管制は駆逐艦のそれに相当しており、ドイツ側はこの車輌を本物の陸上艦とみなしていた。操縦手は外部の見えない状態でこの車輌の操向操作を行なっており、車長がこの操作を統御した。Kヴァーゲンは4門の77mm要塞砲と7挺のMG08/15機関銃で武装し、搭乗員の数は27名である。車長1名、操縦手2名、信号手1名、砲兵士官1名、砲手12名、機銃手8名、機関員2名である。
休戦したドイツの状況下では戦車の保有が禁止されたため、Kヴァーゲンが作戦可能状態にまで至ったことはなかった。この車輌のうちの1両「リーべ」が戦争終了時に完成したものの、工場を出ることはなく、連合国国際監督委員会の監視の下で解体された。
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