IBG 1/72 PB72148
英・ダイムラーMk.I装甲車リトルジョンアダプター装備
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箱サイズ・300X200X50mm
ダイムラー装甲車は、ダイムラー偵察車を基に開発された。ダイムラー偵察車は軽量小型の偵察車であり、これを大型化し、テトラーク戦車の2ポンド砲砲塔を装備したものがダイムラー装甲車である。
2ポンド砲の延命として第二次世界大戦後半には1個装甲車小隊中1両の割合で、「リトルジョン・アダプター」が砲口に装着された。これは、チェコスロバキアから亡命したヤナチェク(英訳するとリトルジョン)技師が開発したもので、ドイツのゲルリッヒ砲と同じ原理でタングステン弾芯のAPSVが40mmから30mmに減口径されて発射された。高初速化による貫徹力改善が期待できたが、砲身寿命の短さなどの欠点もあり、また、2.8cm sPzB41の様に対応した榴弾は用意されなかった。また、アダプターを使用せずAPSV砲弾を使用しても貫通力の向上が分かると多くの乗員はアダプターを収納したままになった。 |
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