IBG 1/72 PB72145
英・ダイムラーMk.II装甲車
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ダイムラー装甲車は、ダイムラー偵察車を基に開発された。ダイムラー偵察車は軽量小型の偵察車であり、これを大型化し、テトラーク戦車の2ポンド砲砲塔を装備したものがダイムラー装甲車である。
偵察車のように、それは当時最も進歩的なデザインのいくつかを取り入れており、第二次世界大戦中のイギリスで最高の装甲戦闘車両の1つになった。試作車両は1939年に生産された。しかし、重量からトランスミッションに問題が起こり、1941年中ごろまで戦線投入が延長された。2,964両がダイムラー社によって製造された。
ダイムラー装甲車は、完全な独立懸架型装置を持ち、四輪駆動である。車軸内部の遊星歯車式の動力伝達機構は、最低速ギアで非常に低いギア比を可能としている。
起伏の多い不整地でも信頼性が高いことは、偵察と護衛任務には理想的だった。 Mk.IIでは操縦室の上面に操縦手の脱出用ハッチが追加された他、ラジエイター・グリルの形状が変更され電気系統にも改良が加えられている。
また砲塔防盾部は、テトラーク軽戦車の改良型であるハリー・ホプキンズ軽戦車のものに変更された。 |
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