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独・II号戦車L型ルクス偵察戦車
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  II号戦車L型ルクスは1939年9月15日、ドイツ陸軍兵器局は、30 mmの前部装甲、2 cmまたは3.7 cm主砲、最高速度50 km/hを備えた、高速・重装甲の偵察戦車の新しい仕様から生まれた。これはドイツのMAN社に送られたが、1940年7月31日にシュコダ社とBMM社にも送られ、三社の競作となったが、MAN社の物が「II号偵察戦車L型」として採用された。
Panzerspahwagen II Ausf. L, (Sd.Kfz.123), VK.13.03、は、直訳すれば「装甲偵察車両」。通称 ルクス (Luchs, 山猫)。1943年9月〜1944年1月に100両が限定生産された。従来のII号戦車とは設計段階から別物であり、武装は2cm砲一門と同軸機銃、最大装甲厚30 mmと薄い代わりに、180馬力の大出力エンジンを搭載し、路上最高速度60 km/hを誇った。足回りはオーバーラップ大型転輪とトーションバー・サスペンション。