FTF 1/72 PF72113
仏・ルノーAMR35ADF1無線指揮戦車
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 1930年代にフランス騎兵部隊用の偵察装甲車両AMRをルノー社が開発し1933年にAMR33として採用された。その後ルノー社は発展拡大型としてAMR35を開発し採用された。AMR35は60kmの最高速度を持ちサスペンションには水平ラバースプリングを採用し機動性が高い設計だった。
 中隊指揮官用に無線機を2台装備する指揮戦車も要求された。目立たないように、回転砲塔のように見える無線室を装備していたが、実際には車体に固定されていた。「砲塔」の前部には、FM mle 1924/29軽機関銃用のガンポートが設けられていた。
無線機器の仕様策定が遅れたため、最初の車両の生産は1938年6月14日にようやく開始された。最初の2両は2台のER29無線機を使用し、残りの10両は1936年に下された決定に従って、ER29型と ER26 ter型の組み合わせを使用した。 ER26 ter型の場合、目立たないようにする努力は、「砲塔」の上部に取り付けられた非常に目立つ大きなフレームアンテナ によって台無しになった。









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