CMKレジン 1/48 48CMP283
日・体当たり有翼墳進式迎撃機・2タイプ入り
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  秋水式火薬ロケットの構想の中で、本機は無人機ではあるが、操縦席が描かれた有人型と思しきラフスケッチも残されている。
秋水式火薬ロケットは、大日本帝国海軍が計画した無線誘導式の地対空ミサイル。本機は通常の対空ミサイルとは異なり、炸薬は搭載せずに衝角となった機体前部を用いて、体当たりによって敵機を撃破するものだった。機体の設計はロケット局地戦闘機秋水(J8M)のものをベースとした木金混合構造の後退翼を持つ無尾翼機で、このため「秋水式」と呼ばれている。胴体は砲弾型で、衝角として用いるべく胴体先端と主翼前縁の構造は強固かつ先鋭なものとなっている。推進には固体燃料ロケットを使用。レール式発射台から発進し、ロケットを点火後無線誘導を受けながら上昇、100秒弱で高度9,000 mに到達したところで敵機に体当たり攻撃を行い、無線誘導によって滑空・着陸。帰還後はロケットを交換し再使用するという運用が予定されていた。

キットは3Dプリント製、地上移動用ドリー付き・デカール付属