ビッグプレーンキット 1/72 BP7225
ボーイングE-7Aウェッジテイル早期警戒機
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  E-7 は、アメリカ合衆国のボーイング社が開発・製造している早期警戒管制機である。愛称はウェッジテイル。E-7はB737-700の機体背部に、板状のレーダー・アンテナを装備したAEW&C機で、長時間滞空しながら敵性航空機の監視・追跡と味方航空機の指揮・管制を行う事で航空戦を優位に進める空中支援機である。E-7の機体は、米ボーイング社が開発したボーイング737-700近距離用旅客機の機体を基本に、737-800型の主翼と降着装置を採用した上で、大きなアンテナの搭載やフィン、構造材の強度を高めるなど、各種の改造が施されたものである。機体後部背面上に搭載される細長い板状のMESAレーダーは、Lバンドのアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーでトップハットレーダーとも呼ばれる。薄い板状のアンテナは従来の円盤状のロートドームよりも空気抵抗を少なくしているものの前後方向の覆域が短くなるという欠点を生んでいる。探知距離はルックアップモードで600km以上、ルックダウンモードかつ戦闘機サイズの目標に対しては370km以上である。海上目標に対しては、フリゲートサイズの目標に対して240km以上である。同時追尾目標数は180機で、内24機に迎撃を行うことが可能。ELINTアンテナとしての機能も備え、その場合の探知距離は高度9000mにおいて850km以上である。また、機首下面と胴体最後部下面にも比較的大きなレドームが備わっており、その他にも、胴体上面と下面に多数のフィンアンテナ類が取り付けられている。左右の主翼端にはウィングレットの代わりにESM用センサーが備わっている。