ブロンコ 1/350 CB5018
清国防護巡洋艦・致遠(チエン)1894日清戦争
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箱のサイズ385x245x55(mm)

致遠は1887年にイギリスで建造された防護巡洋艦です。防護巡洋艦は
機関と砲、司令塔など最小の装甲で船体の防護は石炭庫で防護する
形式で舷側には装甲が施されていない艦種で比較的安価だったので
各国は多くこの艦種を装備していました。主砲は21cm砲を前方には
砲塔に2門搭載しており後方には1門搭載しています。黄海海戦
では当初、定遠などと共に日本艦艇に衝角突撃をかけましたが果たせず
混戦中、果敢にも日本軍の赤城と西京丸に向かい衝角突撃を行いました
が日本軍の高速遊撃隊からの集中砲撃を受け喫水下に命中した砲弾穴
から浸水し赤城の手前で転覆沈没しました。



パーツ全体です。



船体は定遠級と同じく喫水線の裏側が薄く成型されており
その部分で切り離すことでウォーターラインとしても作れます。



艦首部です。竜の紋章の下がアンカー口、後ろの開口部は
砲が入ります。この部分は開閉どちらかえらぺます。



艦尾です。竜の紋章の横の開口部は艦首と同じく隠蔽式の砲座があります。



上甲板艦首部です。中央のターレット部には主砲のクルップ式21cm砲
を2門搭載する連装砲架が搭載されます。



主砲の連装砲架の防楯です。この時代は砲塔形式ではなく
砲架の防楯程度の防御となっています。



主砲のクルップ21cm砲です。スライド金型で砲口が開口しています。



接近する水雷艇などの防御用に使われたガトリング砲です。
砲口部はスライド金型で5銃身の銃口も再現されています。



煙突基部はスライド型で一体成型されています。



前後のメインマストです。この時代の船は甲板上には砲や煙突
以外にマストぐらいしか構造物が無いので非常に重要なパーツです。



非常に開口部の大きな通風口です。



ボートは船内な渡し板部が別パーツとなっていて立体感にあふれます。



それぞれピッチが逆になっているスクリューです。



大判のエッチングパーツには手すりを含め階段なども含まれます。
階段はプラパーツとの選択式です。