ブロンコ 1/35 CB35134
独・III号戦車A型 (Sd.Kfz.141)

価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。


1936年に秘匿名称ZWの名で開発されたIII号戦車は将来の主力戦車
と成るべく計画されました。試作競作としてクルップとダイムラーベンツ
の2社が試作車を作り評価された結果ダイムラーベンツが選ばれました。
車体はクリスティーに範を取ったコイルバネでしたがストロークが短く
性能が低かったため後に様々な改良が加えられていきました。サスペン
ション以外の基本構成は既に完成しており現設計の優秀さが見れます。
A型は10両が作られ、ポーランド戦では実戦参加しました。

■説明書中、7ページ目及び12ページ目の指示図で部品番号が
抜けていました。部品番号付きの補足ページはこちら→




砲塔とキューポラーです。スライド型で一体成型されています。



車体側面です。サスペンション用の窪みが分かります。



主砲の3.7cm砲です。砲口にはライフリングのモールドもあります。



同時期のドイツ戦車共通の内装式防盾です。



サスペンション用のコイルスプリングです。いかにもストロークが短く
サスペンションの効きが制限されているのが分かります。



転輪です。後のE型以降のタイプとの構造的共通性が見て取れます。



独特の形状をした機動輪と誘導輪です。



IV号戦車とも共通な初期の36cm履帯です。

 


ドイツの有名な模型雑誌モデルファン誌に掲載されました。