ブロンコ 1/35 CB35043
独・Sd.kfz 6/2 5tハーフトラック37mm対空自走砲(BN9)前/後期型
価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。

箱のサイズ448x300x68(mm)

1939年に空軍からの要請で3.7cmFlak36搭載の自走砲が作られる事に
なりFlak36を搭載できる車両としてSd.kfz.6/5tハーフトラックが選ばれま
した。1939年から1941年にかけて198両が生産されほとんどが空軍の
自走高射砲部隊に配属されました。シャーシはほぼそのまま使われ
荷台部分にはプラットホームが乗せられました。周囲は起倒式の
メッシュが付けられ射撃時には周囲に倒して作業スペースとする
ことも出来ました。Flak36は台座ごと搭載され荷台後方に弾薬箱
も設置されました。機関砲の自走化で高射砲部隊は運用性が高まり
その後も多くの自走機関砲が開発されました。

 


上の完成作例は世田谷模型様からの提供です。



フロントフェンダーです。牽引部分はスライド金型で表面のリベットなども
精密再現です。右横に見えるフェンダーはディアナのフェンダーで今回
不要パーツですが見比べるとフェンダー前端の形状が微妙に違います。
ブロンコのこだわりが感じられます。



最近のキットでは定番ともなったスリットの抜けです。



フロントグリルです。これもディアナの物とは微妙に形状が異なるタイプです。



後部の射撃スペースです。Sd.kfz.6/2では通常型の対空砲を
そのまま搭載する形式となっています。



8t型の対空自走砲とは違いさまざまな物が射撃スペースに搭載されています。
スペアタイヤや予備銃身ケース、そしてシートの下には弾薬箱です。



これは床下のウインチドラムです。



ウインチのギヤボックスケースです。



スライド金型で一体整形のトランスミッションケースです。




ドイツのハーフトラックは各サイズ毎に転輪のパターンが違っています。
5tハーフトラックの特徴とも言える部分です。



フロントタイヤは今回は前期型用多面スライドのタイヤが入っています。
複雑なトレッドパターンが再現されています。



フロントフェンダー上に装備されるKar98kです。
上部の機関部は開いた状態と閉じた状態が選べます。



Flak.36対空砲は前期型と後期型用の砲架がそれぞれ入っています。



十字プレス付きの砲弾弾薬箱です。開いた状態にも出来ます。



ボックスタイプの弾薬箱です。スライド金型で側面のモールドも入っています。



これはエッチングパーツで入っている砲座周囲のメッシュです。
これも前期と後期でそれぞれ別のパターンのメッシュとなっています。
砲やこのメッシュの他にも微妙な前期と後期の違いを押さえたキットです。