AJMモデルス 1/72 AJG72004
日・八九式十五糎加農砲
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  八九式十五糎加農は、1920年代から30年代初期にかけて開発・採用された大日本帝国陸軍の加農砲。俗称は八九式十五糎加農砲。支那事変・ノモンハン事件・第二次世界大戦における帝国陸軍の主力重加農として、主に軍司令部直轄の独立の称呼を冠する「独立重砲兵(Fes)」が運用した。
駐退復座機を備え、口径149.1mm・砲身長5,963mm(40口径)、三層々箍砲身で腔線は右方向に傾度7度で旋回、楔状腔綫が40条切られ、溝深さは1.5mmである。発射速度は毎分約1発で、砲弾には弾丸重量40.60kg・威力半径60mの九三式榴弾および、弾丸重量40.20kg・威力半径40mの九三式尖鋭弾を、装薬には射距離によって一号装薬と二号装薬を使い分けた。最大射程は尖鋭弾と一号装薬を使用し18,100m。方向射界は広く左右40°であり、砲の架尾を移動することなく広範囲の射撃正面幅をもつ。