AJMモデルス 1/72 AJG72001
日・八八式七糎野戦高射砲
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  八八式七糎野戦高射砲は、1920年代中後期に開発・採用された大日本帝国陸軍の野戦高射砲。俗称は八八式七糎半野戦高射砲。
基本構造は十一年式七糎半野戦高射砲をほぼ踏襲しているが、初速を初め性能は大幅向上し、世界的にも見ても当時標準的な性能の75mm級高射砲となっている。ただ、機動力重視の帝国陸軍火砲には通例のことでもあるが、運行重量を減らすため大幅軽量化されたため全体に作りが華奢で、耐久性には劣っていた。これは本砲が陣地高射砲ではなく、特に機動力が求められる野戦高射砲であることも一因である。そのため本砲は極めて軽量であり、迅速な移動と放列展開が可能といった運用面で優れる。半面、軽量であることから、仰角の低い対地目標射撃は砲口制退器と防楯を取り付けなければ転倒の危険があるため、通常は禁止されていた。